会社側の視点で考えた履歴書の書き方とは

正社員に限らず契約社員やアルバイトなど、どんな採用試験でもほとんどの場合で履歴書の提出が求められます。ただし、企業や店舗によって、履歴書をどの程度参考にするのかはそれぞれ異なります。ある企業では参考程度でも、他の企業ではその内容次第で合否が決まってしまうケースもあるでしょう。しかし、応募する側が事前にその度合いを予想することは難しく、どのパターンでも目に止まるよう工夫する必要があります。
大企業の場合、一次選考の応募者数はとても多く、一人一人の履歴書をじっくり見てくれない可能性が高いです。したがって、いかにピックアップしてもらえるのかが工夫ポイントと言えます。そのポイントとは、アピール欄や志望動機の緻密度です。よく就活生ガイドブックなどでは、この欄をしっかり埋めるように記載されています。ただしそれだけではなく、字を大きくして埋めた履歴書と少し小さめの字で緻密に書かれた履歴書では、受け取り側次第でやる気の感じ方が変化する可能性があります。さらに、乱れた字よりも丁寧な字の方が理想的です。これらのポイントはとても簡単なようで、意外とできていない人が多くいます。これらが不十分なために、内容すら読んでもらえないのはとても残念です。
そして、中小企業の場合は、自己PRや志望動機の内容が重要です。ここで重要なのは無駄な内容を一切はぶき、相手のニーズに特化して文章を構成する書き方をすることです。内容が薄くインパクトに欠ける文章は、相手にありきたりな印象を与えてしまう可能性もあります。